息子の好き嫌いに悩んでいる。

 

息子は好き嫌いが大変多く、毎度の食事作りに多大なるストレスをかけてくる。

息子が離乳食が始まってから約3年半。

1日たりともこの悩みから解放されたことはない。

 

見た目を色どりよく

食べやすい盛り付け

子どもが好きな味に

 

できることは何でもやってみた。

それでも息子は好き嫌いどころか、口もつけずに 「食べたくない」 と言いやがるのだ。

料理を作ったものとして、食わず嫌いほど悲しいものはない。

 

「親がおいしく食べていると、子どもはつられて食べるようになる」

 

これ。

子どもの好き嫌いに悩む母は、一度は誰かからこのアドバイスを受けたことがあるのではないだろうか。

 

私もそのアドバイスを聞いて

「なるほど。母がおいしいよ!って言えば、きっと子どもは分かってくれるよね♡」

なんて期待がこもった。

 

実際のところ。

 

 

他人ごとである。

 

「あー!おいしー!!トマトはおいしいなー!」

「こーんなおいしい食べ物あったんだねー!!」

「んー!こんなの初めて!」

 

息子の前でまるで、彼氏との初デートで張り切って初めて感を出すマニュアル女子のようなリアクションを炸裂させた。

 

ちなみに私はすこぶる正直者、というただ容量が悪いタイプだったので、こんな台詞は生きてきて33年間1度も吐いたことがない。

母という生き物は女優である。

 

そんな母に息子はというと。

 

「母!おいしいんだね、よかったねー♡」

 

だけである。

 

所詮計算だらけのリアクション。そんなもので落とせるほど子どもは甘くはなかった。

子どもは賢い。

 

私は息子の好き嫌いに今日も頭を悩ませるのであった。