yukimi

まいどおーきに!
ユキミです。


初めましてな方はこちらをご覧くださいませ。
自己紹介

今回で完結です。

前回の話



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迷子の子をなんとかして助けたいが、どうしても上の子が心を開いてくれない…!!
どうしたらユニバのクルーさんのところまで安全に連れて行けるか悩んでいると…


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大人になって18年、育児をして9年。
泣いている迷子には何度か遭遇したことはありますが、泣かないで自分でなんとかしようとしている迷子に遭遇したのは初めてでした。
なので私も息子に「あの子たち迷子じゃない?」と言われるまで全くこの2人を気に留めることはなく、とはいえ見る人が見たら「あれは迷子だな」と即気づくので、もし息子より先に気づいたのが善人な見た目をした悪党だったら…と思ったら、他所のお子さんとはいえ背筋がゾクッとしました。
息子の観察力に大人として感謝したいです。


そして、こういうニュースが出る度に
「母が目を離していたからだ」
と言われがちですが、この子たちの保護者も目を離したくて離したのではないと思います。

私も息子を育てていて9年の中で痛感したのですが、子どもは1秒でも目を離したら足の速い子だと距離的に手をのばしても届かないところへ移動しています。

バッグから物を出している一瞬
ペットボトルで水を飲む一瞬
目にまつ毛が入った…と瞬きをした一瞬
自分の靴紐がほどけたから結ぼうとした一瞬

人間の動作にかかる時間はそうは縮まらないので、お子さんが何歳だとしてもその一瞬目を離さざるを得ない時間は変わらないと思います。
母の傍を離れないようにするという教育は口頭で「絶対にママの傍を離れるな!!」と言うしかないけど、言っても一瞬だけなら…と離れてしまう子は絶対にいるのが育児の理想と現実。

ちなみに私ユキミ。
幼少期は「ちょっと離れてもすぐ戻ればいい」と思って母の傍を離れてしまうタイプだったのですが、子どものちょっとは大人がとっくに気づいている時間なので、元居た場所に戻ってももう母はおらん…ということが100%でした。
(よく無事に中年まで生きていると思う)

母の傍から片時も離れたくない、という性格の子だったら1秒に命を取られた思い出はピンとこないかもしれませんが、自立心が高かったり好奇心旺盛で一人で走り出すことに抵抗がない性格のお子さんだと母は目も手もいくつあっても足りないな…と心底思いました。

じゃあどうしたらいいの?という解決アドバイスなんて私なんぞができるわけもなく。
というか多分誰も解決策なんて提供できないよね、あったら迷子100%撲滅できてるもん。

そういうことが身に染みている身からすると、夢の国テーマパークでピリついた空気を醸し出してしまう世の親たちの気持ちが痛いほど分かってしまいます。
夢の国でもあるけど戦場でもあるよね。

ちなみにユニバ大好きで年パス勢の私でさえ、息子と行ったら「絶対に安全に家に連れ帰らねば」という神経の元で遊びに行っているので、帰りの電車ではくたびれきって能面のような顔になっています。

という話でした。

では、また!!